【初心者向け】グロース株(成長株)投資とは?特徴・選び方をやさしく解説
「株を始めたいけれど、どうせなら将来大きく化ける会社を応援したい!」
「新NISAの枠を使って、自分の目利きで資産を2倍、3倍と大きく育ててみたい」
そんな方にぜひ知ってほしいのが、「グロース株投資」という手法です。
グロース株投資を一言でいうと、売上や利益がぐんぐん伸びている「成長真っただ中の企業」を見つけて、その未来に投資する方法のこと。
例えるなら、今はまだ小さなお店だけれど、将来世界中で行列ができるようになる「大人気ブランド」をいち早く見つけ出すような、夢とロマンがあります。
この記事では、グロース株の魅力から、勢いのある会社を見抜くための決算書のチェック方法、そして「勢いだけで中身がない株」に騙されないためのポイントまで、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説します。
時代の波をいち早くキャッチして、賢く、楽しく、大きな資産形成を目指していきましょう!

この記事でわかること
- グロース株投資の定義
- グロース株投資のメリット・デメリット
- グロース株の探し方
この記事を書いているひと
結婚を機に家計について勉強を始めたものの、「国の制度や税金なんて複雑すぎる!」と、何度も勉強を諦めそうになりました。
でも、家計簿とにらめっこしたり、投資を勉強するうちに、節約と運用が楽しくなり、気づけば私だけの口座がたった3年間で+300万円を達成!
立派な肩書はありませんが、これまでの成功体験や、複雑な制度を「なるほど!」と腑に落ちるレベルまで噛み砕いた情報をお伝えしていきます。
一緒に楽しく、賢く、資産を増やしていきましょう!
グロース株(成長株)とは?

グロース株とは、将来の成長が期待されている企業の株式のことです。
「成長株」とも呼ばれます。
以降は、グロース株で説明していきますね。

今は売上や利益がそれほど大きくなくても、
- 売上が毎年大きく伸びている
- 新しいサービスや技術を持っている
- 将来、市場が拡大しそうな分野で事業をしている
といった理由から、今後の成長を期待して投資家に買われている企業がグロース株です。
株式投資にはさまざまなスタイルがありますが、グロース株投資は「今の安定」よりも「未来の成長」に注目する投資方法といえます。
グロース株の特徴とは?
グロース株には、次のような特徴があります。
- 売上や利用者数が伸びている
- 利益よりも成長を優先している
グロース株(成長株)の特徴を一言でいうと、
今は利益や配当よりも、将来の爆発的な成長に全振りしている企業
です。
最も重視されるのは売上の成長率で、たとえ現時点で赤字や薄利であっても、売上が右肩上がりで伸びていれば高く評価されます。
これは、稼いだお金を配当として株主に配るのではなく、さらなる飛躍のために広告費・人材・研究開発などへ積極的に再投資しているからです。
こうした企業は、将来への期待が大きい分だけ株価の値動きも激しく、成長が続けば大きな利益をもたらしますが、勢いが鈍ると急落するリスクもある銘柄といえます。

グロース株投資の考え方

グロース株投資の基本的な考え方は、とてもシンプルです。
この会社は、数年後に今より大きく成長しているか?
これを考えながら投資します。
- 利益が出ているか
- 株価が安いか
よりも、
- 市場は拡大しているか
- 競争に勝てそうか
- 事業が広がる余地があるか
といった 企業の将来像 を重視します。
そのため、短期間で売買するより数年単位で成長を待つ投資に向いています。
日々の株価の上下よりも、「決算ごとに成長が続いているか」を確認することが大切です。
今の株価より「成長ストーリー」を見るという視点が大事です

グロース株の選び方【初心者向け5つのポイント】

1.売上成長率…売上が伸びているか
過去3〜5年の「売上高」の推移と、前年比の伸び率(YoY)を見ます。
毎年しっかり伸びている企業が理想です。
理想は「毎年20%以上の成長」が続いていること。
利益が少なくても、売上が勢いよく伸びていれば、それは市場シェアをどんどん奪っている証拠です。
2.市場拡大…市場が拡大しているか
その企業が属する業界自体が、今後も成長していくかを考えます。
たとえば「DX(デジタル化)」「AI」「高齢者向けサービス」「脱炭素」など、5年後、10年後の世の中で今より確実に需要が増えている業界かどうかを想像してみましょう。
3.競争の優位…他社に負けにくい強みがあるか
会社四季報や公式サイトの「強み」の項目をチェックします。
- 技術力
- ブランド
- データ
- 利用者数
など、簡単に真似されない要素があるかが重要です。
「特許を持っている(技術力)」
「そのブランド名だけで選ばれる(ブランド)」
「一度使うと他へ乗り換えにくい(利用者数・囲い込み)」など
「ライバルが真似しようとしても無理!」と思える壁があるかが鍵です。
4.成長投資…成長のために投資しているか
損益計算書の「広告宣伝費」や「研究開発費」の増減を見ます。
広告費や研究開発費が増えているのは、成長に向けた前向きな支出 と考えられます。
短期的な利益が減っていても、これらの支出が増えていれば、それは「将来もっと大きく稼ぐための種まき」をしているということ。
前向きな赤字かどうかを見極めるポイントです。
5.資金保有率…現金に余裕があるか
貸借対照表の「現預金」や、現金の出入りを示す「営業キャッシュフロー」がプラスであれば、事業を通じて着実にお金を生み出せている証拠となり、成長の質が高いと判断できます。
現金をしっかり持っている会社は成長を続けやすいです。
成長中の企業は急にお金が必要になることが多いもの。
「数年間は無収入でも倒れないくらいのキャッシュ」を持っているか、または「自己資本比率」が極端に低くないかを確認すると安心です。
グロース株投資のメリット・デメリット

グロース株のメリットとデメリットはこんな感じ
【実践】SBI証券アプリでグロース株を探す

今回は、わたしも愛用している「SBI証券 株アプリ」を例に、グロース株を見つける具体的な操作手順を解説します。
わたしは、大きく2つのステップでグロース株を探しています。
- スクリーニング機能で成長株を一括検索!
- 「他社に負けない強み」を分析する
- 「営業キャッシュフロー」を見る
1.スクリーニング機能で成長株を一括検索!
まずはアプリを開きます。

下のメニューにある「銘柄検索」をタップ。

左上の「スクリーニング」ボタンを押すと、条件入力画面に進めます。

スクリーニングからバリュー株の条件を「検索条件の追加」から追加し


以下の検索条件を追加し、設定を行う
- 売上高変化率(前年比): 20%以上
- 経常利益変化率(前年比): 10%以上(利益も出始めている場合)
- 自己資本比率:30%以上


スクリーニングで候補を絞った後は、一社ずつの「深掘り」が必要です。
ここでは、fonfun(2323)を例に解説しますね。

2.「他社に負けない強み」を分析する
数字の裏側にある「その会社にしかできないこと」は、同じ画面の「四季報」タブで確認します。
銘柄詳細画面の「四季報」タブをタップ。

「企業概要」で企業の特色をチェック。

【四季報でチェックするポイント】
ここに「国内シェア1位」「独自の〇〇技術」「世界トップ」などのキーワードがあるか探します。
最近のトピックで「〇〇社と提携」「新製品が好調」など、競争優位性が高まるニュースがあるかチェック。
実際に企業ページにいって強みのある事業であるか確認します。

3.「営業キャッシュフロー」を見る
「営業CF(キャッシュフロー)」がプラスであることを確認します。
1.「財務状況」をタップ

2.下にスクロール

3.営業CFがプラスであること

キャッシュフローについては、機会があれば解説しますね。

まとめ

グロース株投資とは、
将来の成長に期待して、企業を応援する投資
です。
- 短期の値動きに一喜一憂しない
- 株価ではなく企業を見る
- 成長が続いているかを確認し続ける
この基本を守れば、初心者でも挑戦できる投資法です。
最後に
ここまでグロース株の魅力や選び方について解説してきましたが、株式投資には「必ず上がる」という保証はありません。株価は社会情勢や企業の業績によって変動し、時には元本を割り込むリスクもあります。
当ブログでご紹介している内容は、あくまで銘柄選びのヒントや考え方をお伝えするものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と自己責任の上で行っていただきますようお願いいたします。無理のない範囲で、楽しみながら資産運用を続けていきましょうね!


